神戸どうぶつ王国
「神戸どうぶつ王国」は兵庫県神戸市にあり、自然下における本来の行動がとれるように工夫された動物の生活スペースと近距離から動物が持つダイナミックかつ躍動感あふれる姿がみられる魅力的な動物園です。
様々なショーや動物の生活スペースがある中で、今回はウサギさんと触れ合える「ぴょんタッチ」ができる「コンタクトアニマルズ」にお邪魔してスタッフさんにお話をききました。
ぴょんタッチでの工夫
取材時、「ぴょんタッチ」にいたイングリッシュアンゴラは20頭いました。
そして昨年に出産した親子も含めると、なんとイングリッシュアンゴラは神戸どうぶつ王国に30頭近くいるとのことです!
種類はイングリッシュアンゴラだけではなく、アメリカンファジーロップもいました。
今は高齢になった為、「ぴょんタッチ」は引退して、イングリッシュアンゴラへ担当が交代しております。
「ぴょんタッチ」スペースで活躍するウサギさんにも、その日の気分があり、活発に動く時もあれば、休憩をしたい時もあります。
そんなとき!
各々が自由に取りたい行動ができる工夫が「ぴょんタッチ」スペースにありました!
そこは「セーフティエリア」と呼ばれ、休憩したりくつろいだりエサをゆっくり食べたりできる場所となっております。
人は入らないようにルールが設けられている「木の枠で囲われたスペース」や、軒下のような暗くて屋根がある台の下が「セーフティエリア」として設置されています。
木の枠で囲われたセーフティエリア
台の下にあるセーフティエリア
さらに食事場所も工夫がされており、自然下では地面に生えた草だけではなく樹木に生えた葉も食べます。
同じような行動がとれるように牧草フィーダーに大きめの木の枝を差し入れることにより、ウサギさんは背伸びしながら好みの葉を選んで食べる様子も見られました。
このように、普段一般入園する際には見逃してしまう工夫がたくさんありました。
最近では「環境エンリッチメント」や「フォージング」が徐々に重要視され始めていることから、このような一工夫は参考になりますね!
お家の場合には、安心して睡眠がとれるようなハウスを用意したり、いつもと異なる場所にご飯を置いて探索行動が取れるようにしたり、時には生牧草やお野菜を使用して地面から引き抜くことをさせてみるのはいかがでしょうか!
取材時、「ぴょんタッチ」にいたイングリッシュアンゴラは20頭いました。
そして昨年に出産した親子も含めると、なんとイングリッシュアンゴラは神戸どうぶつ王国に30頭近くいるとのことです!
種類はイングリッシュアンゴラだけではなく、アメリカンファジーロップもいました。
今は高齢になった為、「ぴょんタッチ」は引退して、イングリッシュアンゴラへ担当が交代しております。
「ぴょんタッチ」スペースで活躍するウサギさんにも、その日の気分があり、活発に動く時もあれば、休憩をしたい時もあります。
そんなとき!
各々が自由に取りたい行動ができる工夫が「ぴょんタッチ」スペースにありました!
そこは「セーフティエリア」と呼ばれ、休憩したりくつろいだりエサをゆっくり食べたりできる場所となっております。
人は入らないようにルールが設けられている「木の枠で囲われたスペース」や、軒下のような暗くて屋根がある台の下が「セーフティエリア」として設置されています。
木の枠で囲われたセーフティエリア
台の下にあるセーフティエリア
さらに食事場所も工夫がされており、自然下では地面に生えた草だけではなく樹木に生えた葉も食べます。
同じような行動がとれるように牧草フィーダーに大きめの木の枝を差し入れることにより、ウサギさんは背伸びしながら好みの葉を選んで食べる様子も見られました。
このように、普段一般入園する際には見逃してしまう工夫がたくさんありました。
最近では「環境エンリッチメント」や「フォージング」が徐々に重要視され始めていることから、このような一工夫は参考になりますね!
お家の場合には、安心して睡眠がとれるようなハウスを用意したり、いつもと異なる場所にご飯を置いて探索行動が取れるようにしたり、時には生牧草やお野菜を使用して地面から引き抜くことをさせてみるのはいかがでしょうか!
計画的な繫殖
ウサギさんは一度に多くの子供を出産します。
複数のオスとメスを飼育する際には、異なる性別同士の接触の機会をしっかり管理しないと飼育崩壊が生じる可能性があります。
神戸どうぶつ王国では計画的な繁殖を行っており、2022年はイングリッシュアンゴラ1ペアから5頭のウサギさんが産まれています。
過去にも計画的な繁殖を実施しており、イングリッシュアンゴラの場合には1ペアから4~8頭が産まれています。
望まない繁殖を防ぐ為に有効な手段の一つとなるのが「去勢手術を行うこと」です。
神戸どうぶつ王国でも実施しており、メスと接触する機会がある「ぴょんタッチ」へは去勢を行っていないオスの参加はさせないようにしているとのことです。
このように多頭飼育するからこそ必要な配慮であり、動物園だけではなくウサギさんをご家庭で2頭以上飼育する場合には繁殖についてもしっかりと配慮する必要があります。
お家では、選択肢として去勢手術だけではなくちょっとした配慮で望まない繁殖を防止することができます。
うさんぽはオス・メスで分けて時間交代制にしたり、生活スペースとなる部屋をオス・メスで分けるなど、小さな工夫で配慮することができます!
ウサギさんは一度に多くの子供を出産します。
複数のオスとメスを飼育する際には、異なる性別同士の接触の機会をしっかり管理しないと飼育崩壊が生じる可能性があります。
神戸どうぶつ王国では計画的な繁殖を行っており、2022年はイングリッシュアンゴラ1ペアから5頭のウサギさんが産まれています。
過去にも計画的な繁殖を実施しており、イングリッシュアンゴラの場合には1ペアから4~8頭が産まれています。
望まない繁殖を防ぐ為に有効な手段の一つとなるのが「去勢手術を行うこと」です。
神戸どうぶつ王国でも実施しており、メスと接触する機会がある「ぴょんタッチ」へは去勢を行っていないオスの参加はさせないようにしているとのことです。
このように多頭飼育するからこそ必要な配慮であり、動物園だけではなくウサギさんをご家庭で2頭以上飼育する場合には繁殖についてもしっかりと配慮する必要があります。
お家では、選択肢として去勢手術だけではなくちょっとした配慮で望まない繁殖を防止することができます。
うさんぽはオス・メスで分けて時間交代制にしたり、生活スペースとなる部屋をオス・メスで分けるなど、小さな工夫で配慮することができます!
縄張りを守るファイト
ウサギさんは縄張り意識が強い動物です。
多頭飼育している場合には、どうしても起こりうる可能性がある問題です。
神戸どうぶつ王国では「ぴょんタッチ」で活躍するウサギさんの組み合わせをほとんど変えないようにしているとのことです。
その理由とは、いつもと違う子が入るとバチバチにファイトが始まってしまうとのこと…💦
ウサギさんの怪我を防ぐためや過剰なストレスを与えない為にも、ファイトが起こらない工夫は必要ですね!
ウサギさんは縄張り意識が強い動物です。
多頭飼育している場合には、どうしても起こりうる可能性がある問題です。
神戸どうぶつ王国では「ぴょんタッチ」で活躍するウサギさんの組み合わせをほとんど変えないようにしているとのことです。
その理由とは、いつもと違う子が入るとバチバチにファイトが始まってしまうとのこと…💦
ウサギさんの怪我を防ぐためや過剰なストレスを与えない為にも、ファイトが起こらない工夫は必要ですね!
最後に…かわいいをどうぞ!!!
皆様がきっと楽しみにされていたモフモフなイングリッシュアンゴラのオフショットを大公開☆
イングリッシュアンゴラの子供
イングリッシュアンゴラのおしり
くつろぐイングリッシュアンゴラ
生牧草を食べるイングリッシュアンゴラ
見ているだけで幸せパワーがもらえそうですね☺
次回は、神戸どうぶつ王国の園長に取材した記事になります!
なんとバックにはあの"動かない"で有名な大きな鳥さんも出演!
どうして鳥さんも出演なのか気になっちゃいますね!ぜひ楽しみにお待ちくださいね🎵
皆様がきっと楽しみにされていたモフモフなイングリッシュアンゴラのオフショットを大公開☆
イングリッシュアンゴラの子供
イングリッシュアンゴラのおしり
くつろぐイングリッシュアンゴラ
生牧草を食べるイングリッシュアンゴラ
見ているだけで幸せパワーがもらえそうですね☺
次回は、神戸どうぶつ王国の園長に取材した記事になります!
なんとバックにはあの"動かない"で有名な大きな鳥さんも出演!
どうして鳥さんも出演なのか気になっちゃいますね!ぜひ楽しみにお待ちくださいね🎵
【神戸どうぶつ王国】
取材にご協力いただき、ありがとうございました!
ぜひイングリッシュアンゴラを見に神戸どうぶつ王国へ遊びにいってみてくださいね♪
*イングリッシュアンゴラの子供の展示は終了しております。